ヴァンセンヌは放牧へ [一口馬主]

公式HPの近況によると、ヴァンセンヌはレース後右前脚に腫れの症状。
エコー検査で異常はなく、すでに腫れもひいているとのこと。
ただ大事をとってグリーンウッドへ短期放牧にだすという。


かっちかち馬場の京都を走った後だけに、すごくすごく心配。
世代限定戦はこの京都開催までだけど、無理する必要は全くないから、この放牧は正直うれしい。

想像するに2週ほどで戻して、6月阪神で使うのかな?
社台ツアーのある9日(土)に2000mと1600mの特別、16日(土)に1800mがあるからいずれかか。



ちなみに、JRA総研の研究なんかだと競走馬の故障は、馬場の速さ(=硬さ)ではなく、
凸凹とか均一性の方が影響が大きいらしい。

まあ、春の不良続きの中山も忌み嫌われるから(タキオンの故障も不良の弥生賞のせいといわれた)、
硬いから駄目、欧州的な水分を含んだ緩い馬場がOKという単純な話ではないだろう。

ただ実際天皇賞を走った馬に故障が相次いだのは事実。
しかもオルフェーヴルがレコードを出すのを期待して高速馬場を作ったのが見え見えなので、
余計にむかつくわけだ。


世間に批判の声があるのはJRAも当然知っているはず。
これは私の完全な想像だが、
1)科学的研究の元に、荒れた馬場を修復。結果天気のいいこの時期、高速化していまう。
2)JRAの偉い人に、きれいな馬場、速い馬場こそ正義と言う人がいてその意見が通る。
3)大多数のライトファンは、レコードが出ればすごいと思うので、その方がいいと思っている。

この辺が組み合わさっているのではないか。


2の話だが、昔々、ジャパンカップで茶色の芝枯れの馬場を外人に馬鹿にされたという。

その悔しさが世界一の馬場管理技術を生み出したわけだが、
コンプレックスは残っていて、外国馬のために勝手に水をまく、
見た目のために緑の砂をまくなんて、ゴルフ場と同レベルのことをやってしまう。

個人的には、ある程度の不均一があるからこそ、ギャンブルの面白さ、
皐月賞のような技術の差が生まれると思うんだが、少数派なんだろうか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。