降着劇の違和感 [競馬]

で、まさかの降着決着となったジャパンカップ。
賛否については、馬券も含めどちらに肩入れするかによるから、論じるつもりはない。

なお、サンスポには「場内放送で降着が伝えられ、着順掲示板の1着と2着が入れ
替わると、スタンドからは大ブーイング。」とあるが、決してそんなことはなかった。

なんども流されたリプレイでブエナが対象なのはみんなわかっていたし、
時間がかかったことで「降着があるな」と予感めいたものがあった。
それどころか「どうせ同馬主」「武の連続G1勝利続いたね」といった声の方が多かった。
少なくとも私の周りでは。(サンスポは降着はおかしいといいたいだけだろ。)


それはさておき、JCの降着劇を見て、やはりなんともいえぬ違和感を感じた。
ただし、単純に外人=うまいけどラフ、といったものではない。

以下は先々週と先週の制裁騎手だ(東京・京都のみ。障害戦除く)。
中村将、和田、川須、川田、小坂、松岡、北村友、大野、丸田、
スミヨン6、ムーア3、クラストゥス2、チャドウィック、ボニヤ、ブロンデル、ギュイヨン
数字は複数回あった場合で、戒告も罰金も騎乗停止も1とカウントしている。

外人の制裁の多さはもはや異常といってもいい。なぜなのだろうか。


どこで読んだのか忘れたので、本当かどうかもわからないが、JRAのジョッキーは、
基本的に前後左右に馬一頭分(2馬身)のスペースをとるよう教育されているという。

一方で、外国ではそんな約束事はないので、一頭分の空きがあればそこへ突っ込むし、
当然少しでもよれれば周りの馬に被害を与えることになる。

これが事実ならば、そもそも日本(JRA生粋)のジョッキーと外人ジョッキーは
まったく違うルールの下でレースをやっていることになる。
それなら外人がウマイとかラフとか論じてもしょうがないし、
日本人のジョッキーがひどく消極的でぬるく見えるのも合点がいく。

JRAは早く騎手間のルール(認識)を同じにしてレースを行うべきだ。
でなければ安心して馬券を買うことなんてできっこない。

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