降着制度 [競馬]

報道されているように、来年から降着制度が変わるようだ。

簡単に言うと、脚色優勢ならば加害馬先着のまま順位は確定させるというもの。
いろいろ理由はあるだろうが、ブエナ事件以降、外人ジョッキー等々の圧力に屈したというところか。


前から言っているが、これは改悪だ。

勝てなくても被害馬には着順があがる可能性があり、
馬券にからんだり、馬主にとって賞金が上がったりするケースがある。

不利がなかった場合の「正しい予想」をしていた馬券購入者が救われることは、どっちみちない。
ならば悪かった馬の関係者(馬券購入者含む)が誰も得をしない方がある意味フェアじゃないのか。

一番の問題はやり得が増えることだろう。
ジョッキーは厳しく罰するとのことだが、馬主や調教師は得するわけだから、
長期的にみれば強引にでも勝ってくれるジョッキーを重宝することになる。

先週のスミヨン(騎乗停止)のケースも、まともなジョッキーならば我慢して空くのを待つか、
外の馬を先に行かせてから外に振るしかない。
本来ないスペースを強引に割って勝ちをもぎ取って、関係者に高額な賞金が回る。
もともと高額の賞金をもらっている騎手は4日間休みをもらうだけだ。


降着ルールを整備する前に、中央出身ジョッキーと、外人&地方出身ジョッキーで
「突いていいスペース」にあからさまに差がある現状を何とかしないと駄目だろう。
これは上手い下手以前に、ルールに対する教育、認識の差があるとしか思えないのだが。


以下10/14府中。天気が悪かったからか、平場重賞がなかったからか日曜なのにすいていた。
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東京ハイジャンプ
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