衝撃の惨敗

きょう23日の函館メーン、大沼ステークス（ダート1700）で
6ヶ月ぶりの復帰戦に挑んだマスクトヒーローは2番人気でブービーの12着。

やや立ち遅れ気味のスタートから二の脚もダッシュがつかず、道中は中団やや後方の外から。
向こう正面辺りから手ごたえがあまりよくなく、勝負どころもおっつけながら。
直線、やりあう先団の後ろの位置から追い出すものの、内外から挟まれて後退し、
最後は追うところなく12着で入線した。


……なんとも脱力。

エアハリファ以外は底の見えたメンバー。そのエアからは2キロもらい。
6ヶ月の休み明けとはいえ、1月以上美浦で乗り込んでの臨戦。
ここは単なる通過点だと思っていたが、やはりそんなに甘いものではなかった。


スタートで流れに乗れなかったうえ、外外を回る展開だった点。
休み明けの初輸送。小回りでテン乗り。
敗因を探ればいくつもあるだろう。
公式では「直線挟まれたのが痛かった」ということだが、不利がなくてもせいぜい5着争いだったか。

レース経験が少ないので、砂をかぶる揉まれる展開はまだつらいのかも知れない。
それに、前回の惨敗のときはレース数日後に膝の骨折が判明している。
今回も怪我がないか心配だ。

この後は社台Fに放牧に出すようだが、函館で調整するわけにもいかないし、やむを得ない。
次戦も本来なら、来月14日のジュライS（中京）、27日のBNS賞（新潟）辺りが狙えるはずだが、
いまさら詰めて使える馬でもないしなあ。
8月24日のエルムS（函館）が無理ならば、秋の中山開催まで待たざるを得ないか……。


陣営の期待度を見てもここで終わる馬ではないはず。しっかり立て直してほしい。

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