馬券裁判 [競馬]

注目の大阪地裁の判決。
当人には実質勝訴でも、一般ファンにとってはどうにも微妙な判決だ。

いいほうに取れば、国税&検察の一方的な論理だけで、
税金が取られるわけではないという例になったし、、外れ馬券が経費という方向性が出来た。
一方、悪く取れば、趣味で楽しむ馬券の場合、
外れ馬券は経費にならないと、判決がお墨付きを与えたとも取れる。


まあ、法的なことは置いとくとして、やはり一番駄目なのは
JRAの事なかれ主義、アピール下手だ。

判決について周りの人と話す機会があったが、馬券を買わない人にはちんぷんかんぷんのようだ。
そういう一般の人に、外れ馬券が経費にならない理不尽さを示してもいまいち伝わらない。

だいたい普通の人は
1)第一国庫納付金として、売上げの10%が自動的に税金になっていることを知らない。
2)競馬の裾野に馬産地をはじめ莫大な産業が広がっていることまで考えない。
わけだ。


1)だが、サラリーマンから取れもしない数億の税金を請求するより、WIN5の売上げが落ちれば
どれだけ莫大な税金(納付金)が減ってしまうのか。

2)は50%以上ある宝くじの寺銭に比べ、競馬は少ない、
だから非課税じゃないんだ、という意見につながっている。
しかし、販売業者ぐらいしか絡まない宝くじと比べるのが、どれだけ変な話か。
馬産業はもちろん、馬主、騎手等、売上げがめぐってそれも税金になっている。


ようは、どうすれば国に入るお金が大きくなるのか、そのためにはこうですよと、
一般の人にも関係各所にもJRAがアピールするのが筋だろう。

ダービーウイークに、国の別組織に足を引っ張られる。
ジョッキーをバラエティに出して宣伝するのも結構だが、他にもしっかりやってほしい。
タグ:馬券裁判
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